5/19/2010

壺阪寺(奈良)1

歌舞伎(浄瑠璃)”壺阪霊験記”(盲目の沢市とお里の夫婦愛)で有名になった壺阪寺は西国三十三所の第六番目の札所。奈良県高取町(吉野に近い)の山奥にありちょっと行きづらい所にあります。ここの大きな(丈六)十一面千手観音坐像は独特の風貌をしていて、有名ですが、この観音様を、この時期、一般人でもお膝元まで上がって、お身拭いができるというので行って来ました。この体験ができるのは1300年の歴史の中でも初めての催しとのことでした。


お寺の建立は1300年前と古いのですが、建物は平成に立て替えられたものが多く、新しい感じがします。またインド(ハンセン病の支援)との関係が深く、インド製の大きな仏伝図レリーフや石像、大仏などが混在しており、一種独特の雰囲気があるお寺です。

ちょうど、風車まつりというのをやっていて、境内ではすごい数のカラフルな風車が廻っていました。




三重塔は、室町時代に(1497年)再建以来初めての特別開扉で初塔を内拝することができます。 塔内では秘仏大日如来像・秘仏弘法大師像が公開されていました。

0 件のコメント: