鍾馗さんが多い趣のある参道を10分ほど歩いて行くと、突き当たりに当麻寺があります。国宝の東塔、西塔が見えてきます。
当麻寺(たいまでら)は、二上山(にじょうざん・古くはふたがみやま)の東麓の奈良県北葛城郡当麻町にあります。真言宗、浄土宗の二宗で管理されるというめずらしいお寺です。ご本尊は「当麻曼荼羅」で、「中将姫」が蓮糸で織ったと伝えられています。
金堂には日本最古の塑像、弥勒菩薩(国宝)と、日本最古の乾漆、四天王が安置されています。またその左にあるのが日本最古の梵鐘(国宝)で両脇遠くに見えるのが、国宝の三重塔、東塔、西塔です。
中之坊にある大和三名園の一つ”香藕園(こうぐうえん)”、東塔を借景とした、緑の美しい庭園です。
写経道場の絵天井には前田青邨はじめ、上村淳之、片岡鶴太郎など多くの画家によって寄進された150枚もの名画が飾られています。
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