西明寺裏門から清滝川に沿って山の中を歩いていくこと15分くらいで、神護寺に着きます。紅葉の時の混雑ぶりが信じられないほど、静かです。
楼門にたどり着くには、まず川まで下って、細い道を上って、それから更に長い階段を上がります。けっこうこれがキツイです(10年後は無理かも)。
境内は広々としていて、金堂をはじめとしてたくさんのお堂があります。今回の目的は、春は5月の3日間だけ特別公開される、多宝塔の五大虚空菩薩像(国宝)を見ることです。やっとこの機会にめぐりあうことができました。
乾漆で五色(右から緑、赤、白、黒、黄)に彩色され、像高90センチメートルあまり。ほぼ同形の坐像ですが、それぞれ手の形や持物が違います。以前写真家の永坂嘉光さんが撮った写真に魅せられて以来、ずーと憧れてた菩薩像達に会えてとてもうれしかったです。
下に見えるのは錦雲渓、清滝川沿いを60分くらい歩くと奥嵯峨野にでることができます。
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