13日は雨の中、一日遅れで完成した二つの鉾(船鉾と放下鉾)と三つの山(北観音、南観音、岩戸)の曵き初めが行われました。すべて狭い新町通りに陣取っています。
”北観音山”は町内に三井家と松坂屋という富豪がいて、巨額の出費が得られたそうです。
巡行のしんがりをいつも務める”南観音山”です。山は屋根に真松をたてます。加山又造の下絵による華やかな「飛天奏楽図」が目をひきます。
これは”岩戸山”。日本神話にちなんだ山で、前面にスサノオノミコト、後面には八岐大蛇の彫刻があります。当日屋根にはイザナミノミコトが乗ります。
雨の中、町内の子供たちが大勢曵き初めに参加しています。良い思い出になりますね。地元の人にとってはこちらの方が本当のお祭りではないでしょうか?本番の巡行は観光のため?
出陣の船出をあらわす”船鉾”。鉾としては小さいですが、豪華絢爛です。
二日間ですべての曵き初めの山鉾を見ることができました。本番さながらの迫力で、もう充分祇園祭を味わった気がしました。
曵き初めが終わると会所に戻り、提灯が建てられ、お囃子が奏でられ、宵山を迎える準備が始まります。
2 件のコメント:
わァァ。。。今年の祇園祭へ行きたかったんですが、できません。。。
はりねずみさんはluckyですね!
いつかぜひ、見に来てくださいね。
Yes, I'm lucky!
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