瀬戸内海国立公園にある海抜293mの形溶岩台地、屋島の展望台からの眺めです。屋島の戦いで有名な所です。屋島は昔は島だったそうですが今は埋め立てられて陸つなぎになっています。
那須の与一の扇の的、義経の弓流しの場所、そして源平合戦の古戦場が眼下にひろがります。ここの案内版で、歴史を知らない私は?ん?安徳天皇が亡くなった壇ノ浦ってここだっけ?あれは確か下関では?と大いに悩みます。家に帰って調べたところ、この屋島にも檀の浦という場所があり(字が違う!)、やはり源平が戦ったのですが、ここでは勝負がつかず、結局その後下関(山口県)の壇ノ浦で天皇はじめ女官達が入水し、平家滅亡へ。屋島にも安徳天皇社(陣営跡)なるものがあるのでややこしくなるのです(なんちって)。
向かいの五剣山の麓に白く見えるのは庵治石(あじいし)の採掘場。雲母を含んだ良質の花崗岩で世界でもここのは有名だそうです。墓石に最高だとか。庵治村は映画「せかちゅー」のロケ地になったそうですよ。
お天気に恵まれ、瀬戸内海の島々、遠くには小豆島も見えました。
2 件のコメント:
はりねずみ君のおかげで、すばらしい
屋島の景色がよみがえります。光る海、
思ったよりもずっと大きな小豆島。
のたりのたりの海でしたのに、人はなぜ
あの時代から勢力争いをしなければ
ならなかったのでしょうかね。
ここが古戦場と言われてもピンとこないほど、のどかな明るい眺めでしたね。
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