3/12/2012

中国の旅4(普陀山)

次に驚いたのが、中国の人たちのお参りの仕方です。どこのお堂の前にも大きな焼香台があって、そこで花火のような長いお線香に火をつけて、

数本または束にして、頭の上のほうに掲げ、お辞儀を何回も繰りかえします。それを正面だけではなく、東西南北に向きをかえてそれぞれ行います。静かに手を合わせるのではなく、けっこう速い動作で、祈るというよりは、お祓いの儀式のような感じです。みんながいろんな方向をむいてぺこぺこしています。何もしないで突っ立って見ているので日本人観光客とすぐバレてしまいます。

クッションにひざまづいて頭をつける人も。若い人達が多いのも驚きです。修学旅行的なグループもたくさん見かけました。このオレンジ色の奇妙な格好は簡易雨カッパです。ちょっと目障りな色ですねぇ。中国人にとって、普陀山にお参りするということは、日本人にとっての観音三十三霊場に巡礼するのと同じ意味を持っているそうです。


お線香をあげるので、お賽銭はあまりあげていないみたいです。お線香の匂いは、日本とは全く違っていて、インドのお香のような、強い香りです。

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