五体投地を初めて見ました。五体投地とは、両手・両膝・額を地面に投げ伏して礼拝することです。インドやチベットの礼拝のやり方で、日本でも真言宗、天台宗、黄檗宗ではこの礼拝の変形が残っているようです。
慧済禅寺へ行くためにロープウェイで仏頂山へ上った時には、霧に包まれ幻想的な景色が広がっていました。
ここからお寺までかなりの距離があるですが、その入り口から五体投地で進む人がいました(この写真のオレンジの人)。地面に伏しては5歩くらい歩き、またひれ伏す。これを繰り返すのですから、遅々として進みません、それも雨の中を。さすがに、中国の人達も注目していました。
仏前では普通に皆さんがひれ伏していました。そのためにちゃんとクッションがどこにも置かれています。
お堂の中にもあるきれいな座布団、これは座るためのものではなく、ひれ伏すためのクッションです。
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