東大寺本坊の襖絵公開(4/10日から12日)に行ってきました
本坊のお庭のしだれ桜もちょうど咲いていました
2010年に奉納された時からずーと見たいと思っていた、
小泉淳作氏の襖絵40面
しだれ桜(宇陀市の又兵衛桜)絵葉書より
吉野の桜
東大寺本坊の桜
建仁寺の天井画の双龍図の作者、小泉淳作氏の遺作で、5年をかけて、無心の境地で完成させたそうです。桜の花や花びらが一つ一つ丁寧に描き込まれています。離れてみると生き生きとしていて桜の霊が宿っているみたいでした。
蓮の8面も見事
聖武天皇と光明皇后の御影もありました
お庭にびっしり紫の花、すみれかと思ったら、紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)でした
その後、奈良県立美術館で始まった「奈良礼賛」展に行きました。岡倉天心とフェノロサが、奈良美術こそが日本の美術の原点だとして、発掘、模写、制作、啓蒙に力を注いだことがとてもよくわかる素晴らしい企画でした。戒壇院の広目天、興福寺の世親像、薬師寺の聖観音の模造、浄瑠璃寺の吉祥天模写など、著名な作者(横山大観、菱田春草など)による作品にはゾクゾクしました。
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