祇園祭を一週間後に控えた10日、いよいよ「鉾建て」が始まりました。あーあ、京都人でもないのに血が騒ぎます(*^o^*)! いつも車の往来の激しい四条通りの一部を遮断して、三つの鉾(長刀鉾、函谷鉾、月鉾)の土台作りが一日かけて行われていました(お陰で四条は大渋滞、この状態が一週間続くのです)。
一番格式の高い長刀鉾。みんな素手で、縄をしごいています。手が痛くないのかなぁ。ここの職人さんが一番仕事が丁寧で、さすがです。見物人も一番多いです。
ちょっと寂しげな函谷鉾
月鉾(軍手をしています、和気あいあいです)
出番を待つたくさんの縄
職人たちが、くぎを使わず縄だけで木材を固定する「縄絡み」の技法で土台部分を固定していきます。 槌 ( つち ) を打って固く締め、鋼で縄と縄の間を広げてまた縄を通します。その縄を束ねて、まだ違う縄でくるくる巻いて強化します。気が遠くなるような地道な作業です。
2 件のコメント:
こんな大変そうな作業…毎年作り直すんでしたよね。何だかもったいない気がしますが、これをやらないとお祭が始まらないって感じですかね!
そうなんですよ、毎年一から作るのです。それも縄がらみという作業、素晴らしくて見ていて飽きません。職人のこだわりというのか、ちょっとしたゆるみや隙き間もないように締めていきます。側で見ていると、縄の粉がいっぱい飛び散ってきます。
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