京都非公開文化財の特別公開の一つ、海住山寺(かいじゅうせんじ)に行ってきました。木津市の山奥にあるこじんまりとしたお寺です。車がすれ違えないような細い、すごく急な坂道を上り、本当にこんな所にお寺があるのかしら?と不安になるような所です。
今回公開されるのは、秘仏の十一面観音像二体と五重塔の内部です。
なかなか素敵なお姿でした。
鎌倉時代につくられた国宝の五重塔です。小ぶりで室生寺の五重塔の次に小さいそうです。一階の屋根の下に裳階(もこし)と呼ばれる、雨よけの屋根がついています(これはここと、法隆寺のみ)。心柱は一階部分にはなくて、二階からというめずらしい造りで、内部は狭く、仏舎利殿と四天王が納められていました。山の上に建っているので、すでに紅葉が始まっていました。
文殊堂の前にはかわいい十二支のおみくじが飾られていました。
実が赤くなった南天がきれいな海住山寺の山門
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