昨日も書きましたが、この辺りの正往寺町は、京都市立新洞小学校の学区で(京都は学区が地域行政の核となり,今でも京都独自の地域住民の自治単位として機能しています)、東西約500m、南北約400mの中に、それぞれに歴史のある、大小55ヶ寺が存在し、日本の中で最も寺の多い町で、京都市内の中でも一番寺の多い所だそうです。
ここ大蓮寺のご本尊は阿弥陀如来ですが、脇には千手観音と不動明王が控えています。これはめずらしい配置で、真如堂に習ったものだそうです(今度よく見てこなくっちゃ!)。以前真如堂のご本尊だったこの阿弥陀如来がいろいろ事情があって、二体に分かれ、今は両方のお寺に安置してあるそうです。
パンフレットの写真より
重文の薬師如来は、ずーっと秘仏で、一 般公開は今回が初めてとなります。周りには十二神将や夜叉神明王も控えていました。見応えのある仏像がいっぱいあるお寺でした。
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