韓竈神社は、出雲大社から車で40分くらいの所の山深い中にある神社で、大国主命の祖神、須佐之男命を祀っています。
駐車場からは、車が通れないほどの狭い道や、杉木立の中を歩くこと20分くらいで、やっと鳥居にたどり着きました。この時点でもう疲れてきたのですが・・・さらに難関が待ち受けていました・・・
鳥居をくぐると、いきなり急な石段が続きます
苔がついた自然の石の急な階段が延々と続きます。下は崖になっているので、綱がないと恐くて進めません。足がガクガクになりながら、登ること約15分、やっと着いたと思ったのに、最後に信じられない光景が。
目の前に巨大な石が現れたのです
このわずか幅45cm (狭い所は30cm) の狭い参道を通り抜けないと、お社には行かれません。一瞬、無理!と思って、引き返そうと思ったのですが、ここまでの苦労を思うと、それもくやしいので、トライしてみることに。身体を横にして前と後ろを岩にこすりつけながらやっと通ることができました(太めの人は無理です!)
お社は意外にも、とても小さいものでした。でもかなり古いもので、霊験あらたかな気分になりました。
神の力を得て(?)、何とか下界に降りてくることができ、少し力が湧いてきたので、鳥居をくぐって道に戻った後、さらに先に進み、権現滝と権現双子滝も見てきました。
体力と天候に恵まれ、いい経験ができました。