10/27/2013

足立美術館1

旅の話に戻ります、もう少しおつきあい下さい。

やっと長年の夢がかなって足立美術館へ行くことができました


米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」のランキングで10年連続日本一に選ばれているそうです。5万坪の広さといいますから、さぞさぞお手入れが大変でしょう。


庭に出ることはできませんが、次々に現れる景色には息を飲みます


奥に見える山が借景となっていて、右の方には人口の滝が作られています(枯山水庭園)そろそろ紅葉が始まっていました。


松と石とサツキの調和が素晴らしい!


白砂青松庭


生の額縁


生の掛け軸


この景色を見ながら、昼食はレストランで笹巻きをいただきました

 
お庭の設計から、木や石の配置まで全部自分で指示したという創立者の足立全康さん。あまりにも広いので毎日早朝から庭を駈け回って、点検をしたり、みずから掃除をしたそうです。彼は14才で商売に目覚め、辛苦の日々を乗り越え、いろいろな事業を手掛け、それが成功したあかつきには、好きな絵や美術品を買い集め、念願だった美術館を作ることに全力を注ぎ、後世の人々に感動を与えてくれました。海外には創立者や寄付した人の名前をつけた美術館がとても多いですが、日本ではまだまだ少ないように思います。




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