壬生寺の反対側にある武家屋敷。ここは年に4回だけ公開される、清宗根付館です。ここの館長木下さんが40年かけて集めた根付けのコレクション(現代根付けを中心に近代、古典を含め800点)がガラスケースの中に展示されています。いくつもの暗い部屋で、スポットライトを浴びた小さな芸術品達は、もうそれはそれはため息が出るくらい繊細で素敵で、一つ一つ見入ってしまいます。動植物はもちろん、日常生活、お面、役者、お話の登場人物など、いろいろなものがモチーフになっています。根付けは日本よりも海外に収集家が多く、今でも海外に流出しているもののほうが多く、それを一生懸命とり戻そうとされたのが、高円宮様だそうです。町家と違って、鎧兜や刀などもさりげなく置いてあります。昔の人は帯から垂らして、粋なおしゃれを楽しんだのですね。今の若い人達がじゃらじゃらと垂らしている携帯ストラップも、これに通じるものがあるのかしらん?
もちろん写真は撮れません。これはカタログを買ったので、その中からおもしろいものをちょっとだけコピーしました。これみんな4センチくらいの大きさで、四方どこからみてもいいように彫られています。
お庭も建物内部も素敵です。
目の前の壬生寺
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