上問屋資料館を見学しました。問屋というのは、宿駅のことで当時旅行者のために馬や人足を常備していた所です。ここは庄屋も兼務していて270年も続いたそうです。旅に使われたお弁当や薬入れ、筆入れ、日常の道具、古文書などが保存展示されていました。
作りは京都の町家と似ていて、表に店、長い土間、台所、中庭があって、奥に座敷があるという作り。一番奥には明治天皇が泊まられたという部屋がそのまま残されていました。階段ダンスを使って二階にも上がれます。格子窓から街道の家々や人通りをのぞくことができ、ちょっと時代劇の張り込みのシーンを思い出しました。
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