三輪そうめんをいただいた庫裏で見た写真がこの後の”運命”(少しオーバーですが)を決定づけました!とても素敵なお姿の不動石仏の写真で、”これはどこで見られるのですか?”とそこの方に聞いたら、竜王山中の奥の院とのこと。山奥では無理だろうとあきらめたのですが、”普通は天理から車で山頂に行って下りてくるのですが、歩いても行けますよ、よく皆さん行かれますよ、地図をあげますね。1時間半くらいです。”と言われ、ついその気になったのが運のツキ(苦行の始まり)でした。
始めは天皇の大きな御陵の周りや川沿いをハイキング気分で歩いていたのですが、10分もするとうっそうとした山の中に入り、女二人ではちょっと不安になるほどで、さらに40分くらい歩き、600もあると地図に記載されている横穴古墳群(藪と林でよくわからなかったけど、不気味だった・・・)を抜けるとどんどん急斜面になっていき、目的地にたどりつく自信がなくなり、かといって引き返すこともできず、本当にどうなることかと思いました。
まだ写真を撮る余裕があった頃、この後、岩肌むき出しの道や大木が倒れてふさがれた道などが続くのですが、汗はだらだら、息は苦しく、写真を撮るなんてとんでもない!
やっとのことで、到着!うっかり見落としそうになる、道からちょっと奥に入った林の奥の一角にたたずんでいらっしゃいました。奥の院といっても建物はなく、石仏と石碑があるだけです。
”おお、よく来たね”と絶対言ってくれたと思います(泣)。
2mあり、火炎も石造り。彫が深くて、肉づきがよくてギリシャ彫刻のよう。大和屈指の名作と言われるそうです。
2 件のコメント:
おやまあ、それは大変な思いをしましたね。無事に下山できてよかったです。
本当に!一時は遭難救助隊を要請しようかと、マジで思いましたもん(~_~;)
でもいい思い出になりました
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