5/09/2011

京都国立近代美術館(MoMAK)


新緑が気持ちいい中、ふらりと平安神宮近くにある美術館に立ち寄り、”パウル・クレー展”を見てきました。スイスのベルンで見て以来ですから15年ぶりです。

  25年前に建て替えられたモダンな建物と平安神宮の近代的な鳥居

今回はおもしろい企画になっていて、クレーの5ヶ所のアトリエの写真(自分の作品を系統だてて飾ってある)とその中にある作品の展示、クレー独自の技法”油彩転写”の素描と転写後の作品を並べて比較、出来上がった作品を切断、分断、再構成した過程を考察したりと、いままで知らなかったクレーの世界が紹介されていて、とても見応えがありました。休憩場所からは疎水の緑がながめられます。

疲れた後は、岡崎疎水に面したテラスで軽食、お茶が楽しめます。桜の時期はベストポイントですね。時々下の川をゆっくりと十国舟(5/8まで)が通ります。

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