11/19/2013

通し狂言 伊賀越道中双六

 友達と大阪の国立文楽劇場に行ってきました



歌舞伎で「沼津」を観たことはありますが、通しで観るのは初めてです。「鍵屋の辻の決闘」で有名な伊賀越敵討は、曽我兄弟、赤穂浪士、と並ぶ三大敵討ちの一つです。複雑な筋で見せ場もたくさんあり、昼の部5時間半、夜の部4時間半の長丁場です。


ということで、二日通って観劇しました


昼の部最後の「千本松原の段」では竹本住大夫さんが元気なお姿で、渋くて美しい声を披露して下さり、浄瑠璃は吉田蓑助さんが娘お米、桐竹勘十郎さんが老親平作をつとめられ、本当に贅沢な時間を過ごしました。


夜の部では、二代目桐竹勘十郎さんが勘亭流文字を、現・勘十郎さんが画を書かれたこんなに楽しい双六図を来場記念にいただきました。夜の部は観客が少なくてちょっと淋しい思いをしました。



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