実光院のある大原は天台宗の声明の発祥の地です。そこでこのお寺では声明に関連しためずらしい楽器や楽譜などが展示されていました。
これは16音階を奏でる「編鐘」
中国の雅楽で用いられていたもので、周の時代(紀元前11世紀)にはすでに作られていたそうです。音律の基準音を定める楽器としても使われました。こちらの展示は復刻版で、自由にたたくことができます。微妙な音程で、いい音色がしました。
盤渉、神仙、上無、双調、断金などと見慣れない音の名前がついています
こちらのかつおぶしみたいなものは「石琴」
音階に沿って18の石(サヌカイト)が並べられています
サヌカイトとは讃岐(香川)だけでしか産出されない自然石ということで、命名されたそうです。こちらもたたくと澄んだ美しい音色で癒されます。
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