このつい立ては知ってます(天竜寺にもありますね)
夢窓疎石作と言われる庭園が素晴らしいです。奥は茶室
以前は借景で後ろに衣笠山が見えていたのですが、近年立命館大学の高い校舎が立ち並び、お寺は高い木を植えて、見えないように腐心しているとか。
本堂の中の霊光殿には、足利一族(15代将軍)の等身大の木造がずらりと並んでいます。尊氏(鹿苑院)を始め三代将軍義満(鹿苑院→金閣寺)や八代将軍義政(慈照院→銀閣寺)など見応えがありました。どういう訳か徳川家康42才(厄年)の時の木造も一緒に安置されていました。
作家の水上勉は相国寺(瑞春院)を13歳で脱走後、17歳まで小坊主としてこの寺に寄宿していたそうです。この日は30度を超える暑さでしたが、人の少ないお堂でゆっくりしていたら、涼しい風が通りぬけて気持ちがよかったです。
池泉回遊式庭園は、新緑にいろどられていました。
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