叡電に乗って紅葉の穴場へ

そろそろ紅葉が見頃になってきた叡山電車では恒例のもみじのトンネルのライトアップが始まりました。二ノ瀬駅付近では見学のためわざわざゆっくりと電車を走らせてくれます。

その二ノ瀬駅（鞍馬の２つ手前）から歩いて10分の所に白龍園があります。10月26日から12月1日の期間だけ、１日100人限定で公開されています（お庭の保護のため）。

こちらは個人（会社）所有の庭園で、創業者が５０年前に趣味で造園を始めたそうです。従業員総出でお庭を整備、管理されています。普段、人が入らないのと山奥で湿気が多いので、階段や散歩道には苔がびっしりとはえています。高低差もあるため雨天は拝観停止です。

このお庭の公開は叡電からの希望で実現したものなので、所有者側はノータッチ。宣伝も観覧券の発売も叡電がやっているので、入場券は出町柳駅でしか買えません（それも当日券のみ、100枚はすぐに売り切れるそうです）。

奥に行くと八大龍王（不老長寿）」と「白髭大神（商売繁盛）」が祀られています。この一字づつをとって「白龍園」というな、名前にしたそうです。

紅葉が始まって、グラデーションがきれい

　上まで登るとこの景色

園内には５つの東屋があります（これも手作りです）

ふわふわの苔と

鞍馬石