磨崖仏とは、そそり立つ自然の岩壁や巨岩に、掘り刻んで造られた仏像のことです。
こちらは室生寺に向かう時、宇陀川の向こう岸に見える大野寺の磨崖仏です。高さ11.5mの「弥勒磨崖仏」です。後鳥羽上皇の勅により、3年の歳月をかけて彫られたそうです。石大工は、宗人とその一派。柱状の石英安山岩に先ずは13.6mの光背を彫り、内部をみがいてそこに弥勒仏を彫ったそうです。
こんな切り立った崖にどういう作業で彫ったのでしょうか。
線書きなのであまりはっきりはしませんが優しい表情です
望遠レンズでのぞくと衣紋もきれいに見えました。
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