11/22/2015

休憩中・・・

京都の紅葉狩り絶好の三連休が始まりました


南禅寺山門の紅葉はいつも一番早く色づき、散ってしまいます(2014・11/18撮影)

今年も今頃がピークかな?

残念ながら、今年の紅葉の時期には京都にいないので、この景色も見られません。しばらくブログの更新をお休みします。東京で家にこもって断捨離生活を送ります・・・

11/19/2015

鈴木松年@平等寺

日本三如来(長野善光寺の阿弥陀如来と京都嵯峨清涼寺の釈迦如来と京都因幡堂の薬師如来)の一つと言われている、頭に頭巾をかぶっている因幡堂(平等寺)のご本尊、薬師如来は前に拝観したことがありますが、今回はなんと、今年発見されたという、鈴木松年の仁王図が公開されました。


お寺のかたの説明のよると、仁王画があるのは本堂の裏手で、普段は扉が閉まっていて手前のスペースは物置として使っていたので、首のあたりまで物が積まれていたそうです。「そこに仁王画があることはわかっていましたが、作者も不明なままで、普段意識して見ることはありませんでした」とのこと。今回物をどけてみて絵をよく見たら、松年のサインがありびっくりしたとのことでした。



特別公開が終わった後は修復のため京都博物館に送られ、そのまま保存されるので、このようにお寺で見られるのは最後の機会となります。ご本尊を守るための仁王像、とても迫力がありました。

(ウェブより引用)

ちなみに鈴木松年という人は、上村松園の最初の師匠で、こんな絵も描いています。

11/17/2015

琳派・京を彩る@京都国立博物館


「鳥獣戯画展」の混雑の再来です


特に俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、三人の「風神雷神図」が同時に見られる10/27 ~ 11/8 の期間は待ち時間3時間という時もありました。


一部屋に三作品が並べられていると圧巻です。が、やはり宗達の風神雷神は別格でした。光琳は色も形もよりデザイン的で、抱一は宗達の絵を見ないで描いたと言われ、更に現代的に感じました。


紅葉が始まっています


この子の名前は虎形 琳丿丞 、略して「トラりん」。尾形光琳の幼名「市之丞」にちなんでつけられたもので、琳派400年を記念して今年から登場。京都国立博物館と文化財保護基金のPR大使(見習い)だそうです。


11/15/2015

今年の東寺はすごい


今年の秋の特別拝観では、拝観50周年を記念して講堂の北側通路が解放され、ぐるっと回れるようになっているので、立体曼荼羅21体の横、裏側を初めて見ることができます。普段は見られない国宝の梵天(ガチョウに乗っている)、帝釈天(象に乗っている)の素敵な横顔や後ろ姿もしっかりと見えました。


今まで北東の隅で全く見えなかった多聞天。思いの外、色がしっかりと残っていて、邪鬼ではなく、天女の両手に乗っているのも確認できました。


降三世明王(国宝)の後ろのお顔が見られるのも貴重


更に普段よく見えない金堂の薬師如来の台座の下で守護する十二神将が灌頂院に移されていて、一体ずつ照明を当てて配置され、表情や立ち姿、頭上の干支など、前後左右から見ることができます。普段は裏側に隠れていて絶対見ることができない、イノシシ、ネズミ、牛の神将が見られるのはちょっとうれしいです。



11/13/2015

今様@下鴨神社


21年ごとの式年遷宮を終えたばかりの下鴨神社で国宝社殿の夜間拝観と今様が行われました。


今様というと、後白河上皇の ”遊びをせんとや生(う)まれけむ” くらいしか知りません。平安時代から鎌倉時代まで流行した当世風の七五調の歌謡で、すたれていたものを京都を中心に再興の活動がされているそうです。





11/12/2015

柿たわわ

11月の初め、友人夫妻と山辺の道(奈良県)を歩きました

石上神宮(天理市)を出発して長岳寺への道のりです


のんびりとした風景が広がっています。遠くに見えるのは二上山


沿道はたわわに実をつけた柿林がずーと続きます。奈良県は柿の生産地全国2位なんですね。枝が重そうです・・・


垂れ柿!?


一かごに10個も入ってたったの100円


無料の所もありました




11/09/2015

万作を観る会@西本願寺

野村万作さん、萬斎さんが世界遺産、西本願寺の南能舞台で演じられるというので、友達に切符を手配してもらって、観てきました。


西本願寺には、国宝の北能舞台と重要文化財の南能舞台がありますが普段は非公開です。今回の舞台は南能舞台。観客席はなんと、国宝の対面所。203畳敷きの大広間で上下段の境の欄間(らんま)に雲中飛鴻の彫刻があるので鴻の間ともいわれています。能舞台との間には広い白洲があり、橋掛りの前には本物の松が植えられています。
番組は万作さんの語で「奈須与一語」、萬斎さんの狂言「悪太郎」でした。この日は暑いくらいのお天気で強い西日が差す中、84才とは思えぬ気迫の芸と、狂言らしい笑いを誘う演目を楽しみました。


イチョウはまだ少し早かったです

11/06/2015

正倉院展 第67回

今年も正倉院展に行ってきました



今回の目玉はコレ、紫檀木画槽琵琶です。ある有名ブランドのパターンに似ていると話題になっている逸品です。今から千何百年も前に、こんなに細かい細工が施され、今でも色あせないモダンな柄にはびっくりです。


琵琶の裏と表


当時使われた石の竹笛(音色が館内に流れていました)、糸や毛糸、細工の細かい筆など、儀式に使われた品が多く出展されていました。


 羊毛をフェルト状にした絨毯もこのころからあったのですねぇ。きれいに保存されていて驚きました。ウミガメの甲羅の柄を利用して作った如意(仏具)はまるで、孫の手の原型のようでした。


象牙を赤く染め、そこに飛天や花を彫ってある定規(尺)は素晴らしいものでした。

11/04/2015

奈良の鹿たちと紅葉@飛火野


一心不乱に草を食べている鹿さんたち


飛火野というとつい「鹿男」を思い出してしまいます・・・


そろそろ家路へ



11/02/2015

今、紅葉しているのは2




奈良公園のナンキンハゼ


逆光に映えます


葉っぱのグラデーションがきれい


飛火野はそろそろ終わり


弁天島はこれからです

10/31/2015

ハロウィーン

最近のハロウィーン商戦はすごいですね


仮装パレード、コスプレ、お菓子にいたるまで、いろいろなものが出回っています。
そんな中、こんなものを見つけました。ペプシはミステリーフレイバー、サントリーはパンプキンビールテイストだそうです。さてさて、どんなお味でしょうか。

10/29/2015

おぼれだこ


京都国立近代美術館にあるカフェ(cafe de 505)、ここは琵琶湖疎水の桜並木を見ながらくつろげる素敵なカフェで、生パスタが売り物です。


おぼれだことムール貝というネイミングに惹かれて、これをチョイス


生パスタは三つの中から選べます。これまた京白味噌と豆腐と黒ごまの練り込み麺というのに惹かれて・・・


たこはいっぱいおぼれていましたが、ムール貝はあまり存在感がありませんでした。ピンクペッパーがたくさん入っていてパンチが効いていました。

10/28/2015

銀杏と柿

”柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺”(明治28年10月26日)


この句はあまりに有名な正岡子規の句ですが、実はこの句には元になったと思われる句があったそうです。


 ”鐘つけば銀杏散るなり建長寺”(明治28年9月6日)

この句は当時一緒に住んでいた夏目漱石の句だそうです。子規は明らかに、2ヶ月前に詠まれたこの漱石の句を意識して作ったようです。漱石はただ情景を詠んだのに対して、子規の句には意外性があり、超有名になりました。漱石の句はほとんど知られていませんね、ちょっと可哀想。

10/27/2015

今、紅葉してるのは1

もみじの紅葉にはまだ早いですが、岡崎辺りでは


ハナミズキと


桜と


ナンキンハゼと


ツタの紅葉がきれいです


琵琶湖疎水記念館前