11/30/2013

赤山禅院

またまたマイナーな近所のお寺です・・・


比叡山延暦寺の塔頭、赤山禅院


赤山禅院は、平安京の東北にあり、表鬼門に当たることから、赤山大明神は、皇城の表鬼門の鎮守としてまつられました。



訪れる人は少ないですが、紅葉は見事です


石仏が並んでいて、静かなたたずまいです


11/29/2013

公園の秋

ここ宝ケ池公園からは比叡山がよく見えます


カエデやケヤキ、モミジの紅葉がまっさかり


作られたお寺の庭園の紅葉もいいけれど、こういう自然の林の紅葉もいいな。


広々とした子供の遊び場があります

11/28/2013

曼殊院門跡

こちらも近場で、毎年紅葉の時期には必ず訪れている場所です。


勅使門と外壁


通りに面した土手に植えられているモミジが見事です


奥には竹林があります

夕日に映えてきれいでした。

11/27/2013

薬師寺2

水煙降臨展では他に東塔内部に安置されている四天王(平安時代)や四仏座像(江戸時代)なども間近に見ることができます。


展示場の裏にあった礎石


昭和56年に再建された西塔と桜

  
大講堂と桜の木


金堂と修復中の東塔(後ろの囲い)・・・現在


約110年振りに解体修理が行われる解体前の東塔(写真はホームページより)

帰り道にみた赤い枝(ツタが大木にからまっていた)

11/26/2013

東塔水煙降臨展@薬師寺

10日くらい前のことですが、薬師寺東塔(国宝)の大修理のため、61年ぶりに塔のてっぺん(地上34m)から取り外された水煙が特別公開されているというので、見てきました。





塔の上層部を相輪(そうりん)といいます

その一番上にあるのが水煙で、塔が火災に遭わぬようにとの願いをこめて、祀られています。あまりに高くて見上げても普段はどんな模様になっているかは確認できません。


修復前と後


日本全国の塔で飛天が舞い降りる姿が彫られているのは薬師寺だけだそうです。4枚になっていて、写真だとちょっとわかりずらいですが、1枚の表裏に三人ずつの飛天が彫られています。24人の飛天は笛を奏で、花籠を持って花を蒔き、衣を翻し、祈りを捧げる姿で、晴れ渡った大空に御仏を讃えているそうです。







笛を吹く人は7円葉書にも使われました(知らなかった・・・)


東塔の完成予定は平成31年の春に修理が完了する予定だそうです。

次の修復(60年後?)はもう見られないので、今回貴重なものを見る機会に恵まれて本当によかったです。

11/25/2013

ハナノキ

この燃えるように赤い木はハナノキです


カエデの仲間で春に深紅の花をつけることからハナカエデとも呼ばれています。真如堂には10本くらいあるそうです。が、個体数が少ないことから環境省から絶滅危惧種の指定を受けています。


本来は一本の木で、上から赤、黄、緑と紅葉がすすみ、そのグラデーションが見事なのですが、最近の温暖化の影響であまりきれいな色分けにはならないようです。


こちらは門前のハナノキの紅葉


こちらは三重塔横の黄葉したハナノキ

11/24/2013

真如堂の夕暮れ

この連休、京都は晴天と暖かさに恵まれ、絶好の紅葉狩り日和となりました。どこも大渋滞と人出のようですが、私は何かと用事があって、例年のように各地の紅葉を見にでかけることができません。そこで、近所の紅葉で済ませています。


真如堂の三重塔


真下から見上げるとこんな感じ


本堂前。ご住職がもう扉を締めようとしています


だいぶ日が落ちてきました・・・


本堂裏は例年紅葉が遅めです。

11/23/2013

宇治のお寺

放生院を出たあと、宇治川に沿って歩いていくと、恵心院と興聖寺があり、ここでも非公開文化財の特別公開が行われていました。


恵心院は空海開基のお寺を平安時代に恵心僧都が再興したお寺。公開されたのは、どっしりとした十一面観音様でした。



橋のたもとのイチョウが見事。皆足を止めて写真を撮っていました。この後興聖寺に向かいます。


門をくぐると両側はもみじの参道です。両側にはせせらぎが流れていて、琴の音のように聞こえることから「琴坂」と名づけられたそうです。紅葉にはちょっとまだ時期が早かったのが残念。曹同宗の開祖道元禅師のお寺(道場)です。


さすが禅寺、境内は広くて、竜宮造りの山門、きれいなお庭、伏見城の遺構(血天井)などがありました。




11/22/2013

放生院(橋寺) @ 宇治

2週間くらい前の話ですが・・・宇治の放生院(橋寺)の特別公開に行って来ました。


ご本尊の地蔵菩薩(鎌倉後期、1.9m)が初公開されました




放生院は宇治橋のたもとにあり、この橋が7世紀に架けられた経緯を碑に刻んだ奈良時代の「宇治橋断碑」(重文)があるので、橋を守る寺として 
「橋寺」とも呼ばれています   


(絵はがきより)

地蔵菩薩には極彩色の絵が描かれ、金箔(きんぱく)が施されています。これまで公開されていなかったため、本当にきれいに色が残っていて、まばゆいくらいきれいでした。お顔の表情も優しく和やかで、特に下斜めからみるとうっとりする美しさです。

(絵はがきより)

今回はこんな感じで、近くでじっくりと見せていただきました


「手も足も節がなくてぷっくらとふくよかですよ」。と、これはご住職から教えていただきました。衣の模様にばかり気を取られていて、気づかなかったので、再度戻って何回も眺めてしまいました。本当に立ち去り難い菩薩さまでした。




他にも平安後期の作とされる不動明王立像や、釈迦如来座像なども特別公開されていました。次回はいつ公開するが未定だそうで、貴重な機会となりました。