5/31/2009

都ライト'09

上七軒のある西陣界隈で、町家からもれる光を楽しむ”都ライト”という地域住民のイベントがあるというので、行ってみました。ライトアップといえば、京都では嵐山の竹林、紅葉の庭園、東山の花灯路、夜桜、祇園白川などは、大々的に宣伝されていますが、ここのは殆ど知られていません。学生さんが中心になってやっている活動で、いまいち盛り上がりに欠けますが、町おこしとしてはいいアイディアだと思います。今後に期待しましょう。


夕暮れの上七軒です。京都最古の花街で、歌舞連場や置屋さんも少しは残っていますが、今はひっそりとしています。
  
       

その後、場所を移動して大黒町へ。この辺はまだ西陣織の製造業を営む家が多くあり、ガシャンガシャンという機織りの音が外に響いています。最近できたギャラリーやミュージアムを中心に、石畳のある素敵な町並み保存に力をいれているそうです。


     家の前で子供達が浴衣姿で遊んでいました

遅い夕食をとるため、その近くのワインサロンに立ち寄りました。昼はショップ、夜はオーナーの趣味でワインサロンを開いているとのことです。普通のお宅にお邪魔しているような感じで、ソファーやちゃぶ台もあって、なかなか雰囲気のあるお店でした。



5/30/2009

勧修寺

”かじゅうじ” あまり聞き慣れないお寺ですが(町の名前はかんしゅうじと読みます)、山科にあり、900年に醍醐天皇によって創建され、千年以上の歴史をもつお寺です。”氷室の池”を中心とした池泉回遊式庭園には、いろいろな鳥、花(睡蓮、カキツバタ、ショウブ、蓮など)が見られ、知る人ぞ知る、人気のある場所です。この日も小雨まじりのお天気にもかかわらず、三脚に大きな望遠カメラをつけて待つ人々が数人いました。中之島には大きなサギが数羽いて、巣を守っています。でもカメラ人のお目当てはこの池に時々現れる、カワセミとのことでした。

       雨にぬれた広いお庭をぬけると

       急に氷室池が現れます

今は睡蓮がみごとです。睡蓮は四日の命だそうです。一日目はつぼみが割れる程度、二日目の朝9時頃満開に。三日目は花は満開でもしべがしぼみかげん、四日目は花はまだ満開で、しべが完全にしぼみ、五日目には枯れ花を人目にさらすことなく、水中に沈むのだそうです。そういえば、睡蓮の花の枯れたのは見た事がないような気がします。雨の降りそうな曇天の日の鑑賞が一番美しいそうで、この日は絶好の睡蓮日和でした。





ショウブもアジサイもみずみずしくてきれいでした。



5/29/2009

雨あがりの勧修寺にて



いい季節になってきましたねぇ。暑くもなく、寒くもなく。新緑はきれいで、いろいろな花が咲きみだれ。



関西のインフルエンザ騒ぎもだいぶ落ち着きをみせ、学校も再開しました。マスク姿の人もめっきり少なくなりました。修学旅行のキャンセルの余波で、まだ京都の観光地は人が少ないようですが。

5/28/2009

詩仙堂




このところ、毎日いつ行こうかと迷い続けて、とうとうがまんできずに行ってしまいました。さつきの様子を見に、詩仙堂へ。もちろん家から歩いていけます。あの丸く刈られたさつきにちょこっと花が咲きだしてるのが見たくて。でもちょっと早めでしたかね。
ちょうど良い気候の昼さがり、まったりとした雰囲気で、外人さんが二人、お座敷でお昼寝してたら、注意されていました。よく見たら、壁に”寝転び禁止!”と日本語で張り紙がしてありました。でも寝転びたい気持ち、すごーくよくわかります・・・

       モミジのプロペラ

       テッセンとショウマ

       草むしりをしているおばあさん

5/27/2009

ニョキ、ニョキッ・・・

植物園で見かけたおかしな、可愛い花!!

     アリウム・ギカンティウム

       エキウム・ウィルドプレッティ

街のオアシス


この涼しげな風景、どこだと思います? なんと京都駅から歩いてすぐ。JRの線路脇にあって、時々電車が行き来する音が聞こえるけれど静かな、街の真ん中にある梅小路公園です。災害時には市民の避難場所になるようにと造られた広ーい都市公園です。周りにウォーキングコースが作られている芝生の広場、子供達の河原遊びの場所やふれあい広場、花壇のきれいな七条入り口広場などが無料で開放されています。一部朱雀の庭と、いのちの森という有料(200円)の場所もありますが、ここはほとんど人がいなくて、美しい景色を独り占めできます。



5/26/2009

天神さん

久しぶりに北野天満宮の市に行ってきました。インフルエンザの影響で人が少ないかな?と思いましたが、いやいや、けっこうにぎわっていました。他の市に比べて、ここは骨董や着物のお店が多い気がします。境内の外にもあふれんばかりのお店で、見ているだけで楽しいですねぇ・・・

       ここは外人さんも多いです

       ガラクタがいっぱい?

       緑の木陰で

       アンティークのグラスがきれい


値段はピンからキリまで。着物は1000円くらいが相場。お皿はいいなぁって思うのは高い!です。根付けにおもしろいのがいっぱいありましたが、2500円くらいします。仏像のいいのがないかなと思って探しましたが、気に入ったのはありませんでした。


5/25/2009

住蓮山安楽寺



さつきの咲くこの時期、特別公開されている安楽寺に行ってきました。去年の暑い夏、かぼちゃ供養の日に訪れて以来です。このお寺は名前の通り、後鳥羽上皇の逆鱗にふれ、処刑された住蓮と安楽という二人の若いお坊さんの菩提を弔うため造られたお寺です。当時後鳥羽上皇の女官、松虫姫、鈴虫姫が法然上人の教えに惹かれて勝手に出家してしまい、その手助けをした咎で二人の僧は処刑されました。しかしこの出来事はひとつの口実であって、本当の目的は当時庶民にもてはやされていた念仏教団の弾圧で、法然上人は四国へ、親鸞上人は越後へ流されるという事件に発展しました。今は小さな静かなお寺で、若い四人の姿絵が飾られています。

5/24/2009

法話



何となく好きで、散歩がてらよく訪れる法然院。今日も何気なくふらりと立ち寄ると、本堂の前に11時から法話の張り紙が。題を見ると、「法然、親鸞の人間観 〜善人・悪人〜」と書いてあります。今、はまってる新聞の連載小説、五木寛之の「親鸞」のおかげで、少しはお話がわかるかもしれない!と、さっそく中に入りました。お話されるのは貫主の梶田真章さん。きさくな方で結構ラジオや雑誌に出ていらっしゃるので、ちょっとミーハー的興味もありましたし・・・ 先ずは”何でも知りたいことがあったら聞いてください”なんておっしゃるので、下世話な質問を!(何を聞いたかは内緒)1時間があっという間に感じる(というよりさらに30分も延長されて)ほど、お話に引き込まれました。今まで疑問に思っていた、浄土宗と浄土真宗の違いとか、阿弥陀如来と薬師如来の役割の違いとか、キリスト教と仏教の精神の違いなどが、梶田貫主なりの解釈でしょうが、わかりやすいお話でいろいろ納得するところがありました。(フフフ、でも聞かれても説明はできませんから・・)不定期に法話はされているとのこと。これからも機会があったらお話をうかがいたいと思いました。

5/23/2009

バラたちのアップです

今年は残念ながら、恒例の国際バラとガーデニングショー(旧西武ドーム)には行けなかったので、府立植物園のバラで我慢します。時期的にはちょっと遅すぎた感じでしたが、またいろいろなバラたちに出会うことができました。

     フランスのバラ、色がとてもやさしい”ピース”

    ”ピース”という名前はきっと作者の願いでしょうね

     この色、好きです ”ジュリア”

”チャールズ オースティン” 典型的なイングリッシュローズです

”ガートルード ジェキル” これもイングリッシュローズですね 

”キングス ランサム” アメリカのバラ、淡い黄色がやさしいです

   花音と書いて ”カノン”と読みます、日本のバラです