5/30/2009

勧修寺

”かじゅうじ” あまり聞き慣れないお寺ですが(町の名前はかんしゅうじと読みます)、山科にあり、900年に醍醐天皇によって創建され、千年以上の歴史をもつお寺です。”氷室の池”を中心とした池泉回遊式庭園には、いろいろな鳥、花(睡蓮、カキツバタ、ショウブ、蓮など)が見られ、知る人ぞ知る、人気のある場所です。この日も小雨まじりのお天気にもかかわらず、三脚に大きな望遠カメラをつけて待つ人々が数人いました。中之島には大きなサギが数羽いて、巣を守っています。でもカメラ人のお目当てはこの池に時々現れる、カワセミとのことでした。

       雨にぬれた広いお庭をぬけると

       急に氷室池が現れます

今は睡蓮がみごとです。睡蓮は四日の命だそうです。一日目はつぼみが割れる程度、二日目の朝9時頃満開に。三日目は花は満開でもしべがしぼみかげん、四日目は花はまだ満開で、しべが完全にしぼみ、五日目には枯れ花を人目にさらすことなく、水中に沈むのだそうです。そういえば、睡蓮の花の枯れたのは見た事がないような気がします。雨の降りそうな曇天の日の鑑賞が一番美しいそうで、この日は絶好の睡蓮日和でした。





ショウブもアジサイもみずみずしくてきれいでした。



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