今年は鞍馬の火祭り見物に出かけました。いつもの軽い気持ちで近くを走っている叡電に乗ろうとしたら、なんと数時間前なのに、スゴイ人。山岳地帯を行く単線で二両編成というマイナーな路線のため、輸送能力に限界があり、切符が販売中止にまでなると聞いてびっくりしました。もちろん帰りの電車に乗るにも覚悟と忍耐が必要なようです。

6時に各家々から集まった松明に火がつけられ、街道を練り歩き、9時頃この鞍馬寺の山門前の階段下に大松明が集まり燃やされて、儀式の後、二台の神輿が街道を行き、最終了は午前2時頃とのこと。

平安時代、世情不安を鎮めるために、内裏にまつられていた由木神社の祭神を北の鞍馬に移した際、村人がかがり火で迎えたという故事から始まったものだそうです。




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