1/31/2009

島めぐり1



この観音堂の前の唐門(国宝)は秀吉の廟所、豊国廟の正門を移築したもので、尾長鳥や動物、花などの装飾は、三百年前はさぞ豪華だったことだろうと思われます。堂内にはびっしりと巡礼者のお札が張られていました。 ここに安置されている千手観音立像は秘仏で60年に一度しか公開されませんが今年の5月には特別拝観の予定です。


観音堂をぐるっと廻りこむと、舟廊下(重要文化財)につながっていて、渡り切れば都久夫須麻神社本殿の横に出ます。豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に使った御座船「日本丸」の船底骨組みを天井に使用していてとても趣があります。



この本殿も伏見城の遺構で、内部は豪華絢爛な天井画、柱、襖絵などがあるそうですが、今は保存のため公開されていません。境内の突き当たりは崖になっていて琵琶湖が一望に見渡せます。オフシーズンのため、人の気配がなくひっそりとしていて、おかげで神秘さを感じることができました。


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