

これは”夷舞” 豊漁、幸運を願う、解りやすく楽しいものです。今回も「観客の皆様のお幸せを願って!」「京都造形大学の発展を願って!」「日本芸能史のために!」などどいろいろ口上をのべながら、えびす様が盃を重ね、大きな鯛を釣り上げていました。
この後、それぞれの方の解説、実演があり、太夫さんの声の出し方の違い、三味線の弾き方で情景を表現する様子、人形を三人で扱うやり方など興味深いお話を聞くことができました(修行が大変で後継者が少なくなる一方だそうです)。
それにしてもこの講義は、先週の平曲=琵琶法師の実演(那須与一)をはじめ、能、壬生狂言、神楽、声明など、今まで知らなかった世界を解説つきで見ることができて何とも贅沢なものです。一般の学生さんたち、若い頃からこんな本物に触れられていいですねぇ。
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