9/21/2019

南座新開場公演へ

リニューアルオープン後、初めて南座へ


演目は通し狂言「東海道四谷怪談」


中村七之助がお岩さんと、与茂七(お岩の妹お袖の許嫁)、小仏小平の三役を演じます。悪役の伊右衛門を片岡愛之助、その悪友権兵衛を市川中車(カマキリ先生)、お袖を中村壱太郎という、全員初役で、関西では26年ぶりの興行ということで、楽しみにしていました。


監修は玉三郎さん。熱演のお岩、七之助さんは玉三郎さんが乗り移った感じでした。有名な髪梳きの場面は長い一人芝居でしたが、驚き、憤り、悲しみなどの感情が入り乱れ、観ていて引き込まれてしまいました。これを昼夜演じる七之助さんの成長を、さぞかし勘三郎さんは草葉の陰で喜んでいることでしょう。




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