10/09/2008

木村英輝の世界





”幸せのカエル” ”笑う象” ”飛ぶカメ” 笑う金魚” 唄う豹” など独特な世界を壁画に描いている木村英輝。彼はずっとロックイベントのプロデューサーだったが、還暦を前に突然むなしくなって、35年ぶりに絵筆をとり、その後精力的に壁画に挑戦します。そしてその一つとして、青蓮院のふすま60枚にハスの花を描きました。今までのような金、岩絵具、膠に漆といった伝統画材ではなく、アクリル・ガッシュを使い、たったの2ヶ月で仕上げたとのこと。近くで見るとかなり雑な部分もあるけれど、全体としてはモダンなデザインで、極楽浄土を思わせ、三十六歌仙の額絵ともマッチしていて、とても素晴らしい!と思います。


モチーフとして、カエルやトンボ、カメなども登場していて楽しいふすま絵です。

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