12/05/2008

漬け物の季節

昨日は汗ばむくらいのお天気でしたが、今日は朝からしとしとと雨がふっています。いよいよ寒くなるようです。冬といえば、漬け物の新物がでる時期です。上賀茂神社の社家の間で栽培が始まったといわれる”すぐき” 聖護院かぶを薄くスライスしてつけた”千枚漬け” 大原の紫シソで漬けたのが始まりの”柴漬け” この三つを京都の三大漬け物というそうです。




すぐきの漬け物の重石のかけ方は、独特の「天秤押し」というやり方で、長さ4~5mほどの丸太棒の一方を固定させ、もう一方の先に重石を下げて樽のフタを押さえる、「テコの原理」を利用した方法で行うそうです。先日上賀茂神社付近を散歩していたら、庭先につけもの樽や天秤を見かけました。 聖護院かぶも八百屋の店先に並ぶようになりました。一つの大かぶから20枚。4斗(とう)樽にちょうど50個分が漬けられ、その枚数ぴったり1000枚。ここから千枚漬けと名付けられたとも言われているそうです。私の大好物です。お店によってだいぶ味が違うので、いろいろ試してみようと思っています。

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