5/31/2011

斑鳩の三塔めぐり3 法隆寺

そして最後は言わずとしれた法隆寺の五重塔(国宝)です。木造としては世界最古だそうです。

手前はやはり国宝の金堂。ここには飛鳥文化を象徴する釈迦三尊像(国宝)や阿弥陀三尊像(重文)、薬師如来(国宝)、四天王(国宝)、毘沙門天(国宝)、吉祥天(国宝)と、もう仏像好きにはたまらないお宝の宝庫となっています。

初重から五重までの屋根の大きさの減少率が高く、五重の屋根の一辺は初重屋根の約半分とのこと。さすがに重厚な趣きがあります。初重内陣には東面・西面・南面・北面それぞれに国宝の塑造の群像が安置されています。特に北面は釈迦の涅槃が描かれていて、そこだけは修学旅行生が行列を作って見学していました。初層の屋根の下には”裳階(もこし)”があり、これも珍しいものです。

        裳階と屋根の間には邪鬼がいます。

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