

上千本口からは地元の運営するマイクロバスで奥千本口まで上がります。普通の車は通行禁止です。歩いて上ると1時間以上はかかるでしょう。

すごい急坂を上って、ようやくたどり着いたのが、奥千本の入り口にある金峯(きんぷ)神社。ここまで来ると人も少なくひっそりとしたたたずまいです。この辺りは大峰山の一角で、地下に金脈があると信じられていたようです。
山伏の修行の場であった大峯(峰)山は、単独の山を指す名前ではなく吉野山から熊野へ続く長い山脈全体を意味しているそうです。そして大峰山の千回峰行は、比叡山に比べて、はるかに険しい山岳であり、より過酷な修行だということを初めて知りました。

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