5/18/2012

葵祭3

今回で4回目となる葵祭、今年は行列の追っかけはやめて、お馬さんに注目する ことにしました。というのも、本来の葵祭は馬が主役だからです。5月に入るとまず、葵祭の前儀として下鴨神社では ”流鏑馬(やぶさめ)神事”、上賀茂神社では ”賀茂競馬(くらべうま)神事” が行われます。そして葵祭当日もそれぞれの神社でお祓いのため、” 走馬(そうめ)の儀” が行われます。

馬の装飾で乗っている人の位がわかるそうです。一番目をひくのが、皮の冠をつけ、装飾もきらびやかなこのちょっと年配の馬。乗っている人は最高位の勅使、近衛使代です

次に位が高い人(山城使)が乗っている馬です
赤い房が首の回りにびっしりと下がっています。

オレンジの房が立派な白馬。ちょっと房の間隔があいています
三番目に身分が高い人(検非違使)が乗っています。

紫の房の白馬、この子は勅使が途中で乗り換えるための馬だそうですが、気性が荒いのか、機嫌が悪いのか、すごく暴れていて、いなないたり、地面を何度も蹴ったりして大変そうでした。

こちらは飾りのない馬、でも後で走馬の儀に出る馬です。
乗り手の人がかっこいい!

女性の方(斎王代の巫女)も馬に乗っていました
こんなにいっぱい重ね着をして乗るの、大変だろうなぁと思いました。

本当は勅使の列にはいろいろな身分の人がいて、それぞれの衣装や冠、持ち物、調度品などがあるのですが、まだそこまでは見分けられませんでした。きっとそれもわかるとおもしろいのでしょうが。

4 件のコメント:

momo さんのコメント...

もともと乗馬が出来る方たちが選ばれるのでしょうね。ほんとうに3枚目の写真の方、涼やかですね~。

はりねずみ さんのコメント...

そうじゃないと、あの装束で馬に乗り、
8キロの道のりは無理でしょう。
馬たちも砂利道や車の往来する道や加茂街道の
林の中などをよくおとなしく歩くものです。
よっぽどちゃんと訓練されているのでしょうね。
道々に落とし物をしていきますが・・・

momo さんのコメント...

droppingsのことも実は気になっていました。よかった、やっぱり生き物ですものねぇ。

はりねずみ さんのコメント...

アハハ、やっぱり?
ちゃんと後からその係の方がお掃除
しながら、ついて行きます。