12/19/2013

ギター坊主の世間話

先日行った知恩寺さんで、こんな張り紙があり、フラフラっとお堂(釈迦堂)の中に入ってみると、お坊さんらしき方がギター片手にお話をしていらっしゃいました。


草津のお寺、正定寺のお坊さん(今は住職を息子さんに譲り、リタイアしたとのこと)”ギター坊主”こと佐々木昭道先生による歌と法話です。先生が自己流で替え歌を作っていて、みんなで一緒に歌いました。

例えば、「故郷」の最後は     お念仏を称えて
                 いつの日にか 往き生く
                 西の彼方の 極楽へ
                 蓮は清き お浄土            

「学生時代」のお寺バージョンは  念仏を称えながら 清い死を夢見た
                 何の装いもせずに 口数も少なく
                 胸の中に秘めていた 極楽への憧れは
                 いつもはかなく破れて一人書いた日記
                                                                 仏壇に目をやれば あの頃読んだ経典
                                                                 過ぎし日よ わたしの 学生時代

面白いのは「琵琶湖周航の歌」   西国番外 正定寺 
                 酒におぼれた 住職が
                 ギターかかえて 歌唄う 
                 今日は草津か 〇〇か

こういう布教活動もあるのですね。久しぶりに声を出して歌いました。



こちらは阿弥陀堂。木魚がたくさん置いてあって、たたいてお祈り下さいと書いてありました。この知恩寺さん、いろいろな試みをしていらっしゃって、今度の22日には「能楽大連吟」というのをやるそうです。みんなで能楽「高砂」を大合唱しようという試みで、ちょっと面白そうですよね。

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