6/23/2016

矢田寺(奈良)

矢田寺は「矢田寺のお地蔵さん」と親しまれ、日本最古の延命地蔵菩薩を安置しているそうです。


6月の紫陽花の時期にあわせて、特別公開が行われていました


こちらがご本尊の地蔵菩薩立像(平安時代)です。普通お地蔵様は右手に錫杖、左手に宝珠を持つというスタイルなのですが、 矢田寺のお地蔵様は、右手の親指と人差し指を結んだ独特のスタイル(阿弥陀様と同じ)で「矢田型地蔵」と呼ばれています。



大きな閻魔像です。このお寺の縁起に描かれている閻魔様は人を裁くことを悩むようなちょっと愛らしいキャラクターです。

こちら「試みの地蔵菩薩」と言われ、中興の祖・満米上人が、地獄で人々を救っているお地蔵様に出会って、自分で像を刻んだものだそうです。他にも最初に本尊だった重要文化財の十一面観音立像、吉祥天立像、阿弥陀如来坐像、十六羅漢像板絵など見応えがありました。





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